ますます支離滅裂になりつつある慰安婦問題の嘘をばらまく活動家たちのプロパガンダ

2月27日、ソウル市が三一節(抗日独立運動記念日)99周年を記念して開催した韓日中「日本軍慰安婦国際カンファレンス」で、旧日本軍の朝鮮人慰安婦虐殺だという白黒映像を公開したことについて、その新証拠と言われる映像がいかなるものか、山岡代表が書いた英文記事の和訳とニュースです。英文についてはブログの英文のサイトを参照ください。
映像は白黒で19秒ほどの短いものです。数人の全裸の女性の遺体が地面に横たわっている様子が3カット収められていて、中国人とみられる男性が遺体の側を歩きまわる様子も写っています。

ますます支離滅裂になりつつある慰安婦問題の嘘をばらまく活動家たちのプロパガンダ:
ユーチューバーでさえ簡単に証明できる最近の韓国の嘘 
                              AJCN代表 山岡鉄秀 

今年2月27日にソウルで開催された国際会議で、ソウル市とソウル大学の関係者がショッキングな映像を発表した。この映像を公開した人たちによると、短編映像のクリップは、日本人の兵士によってレイプされ殺された数十人の韓国人性奴隷の死体が捨てられていることを示しているとしている。 ソウル大学と市の関係者は、1944年9月15日、中国の雲南省の騰川(チュンチョン)で撮影されたこの今までに陽の目を見たことのない映像は、ワシントンDCのアメリカ国立公文書館で発見されたと主張している。

しかし、この奇妙な告発は、日本の大手メディア、政府の命令で済州島で韓国人女性を誘拐したという吉田清治の嘘に基づいて慰安婦問題に関する長きにわたるキャンペーンを張っていたあの朝日新聞にさえも全く無視された。多くの韓国の新聞が、この映像を「慰安婦人虐殺」の新たな証拠として喧伝したが、左翼の日本の学者たちでさえこのビデオへのコメントを拒否した。なぜか?日本のメディアと学者たちの沈黙の理由は明らかであった。この映像は新しいものではなく、ソウル大学とソウル市職員のこの映像が何を示しているかについての説明は明らかに間違っているからである。
確かな証拠をもってソウルの捏造された物語に対抗した最初の一人は、「テキサス・ダディー」として知られている人気のユーチュ―バーであるトニー・マラーノ氏であった。彼は、彼のYouTubeチャンネルで、1944年に米軍によって作成された公式文書を公開した。このドキュメントは映画クリップ中で起こっている事柄を正確に説明している。
https://youtu.be/zbvwHivABzM
マラーノ氏はアメリカ国立公文書館の管理局からこの映画コンテンツの記述カードを検索、参照することができた。実際、このカードはビデオ映像とまったく同じ場所に保管されている。

赤線部:中国兵が日本兵の死体から靴下を脱がせている。
中国兵が日本兵の死体を略奪している。

フィルム映像に貼られたカードは、映像中の死体が実際に日本の兵士や民間人(女性と子供)であること、そして中国の兵士によって日本の死体が略奪され、冒涜されていることを示している。ビデオ映像には、説明カードに記載されているように、死体から靴下を脱がせる中国人兵士がはっきりと映っている。ビデオ映像は新しく発見されたかもしれないが、映画から撮影された写真静止画像は、20年前に早稲田大学浅野豊美教授によって発掘、分析されている。浅野教授は、1999年に作成した報告書で、戦闘中に近くの拠点から逃げようとしている間に被害者が殺され、その死体が長時間放置されていたと結論づけた。浅野教授は最近、今回の韓国側の映像公開に応じて、拠点の中からこれらの女性や民間人をすべて連れ出し、敵の砲火の下で戦闘中、拠点の外で彼らを処刑することなど不可能で非合理的であるとコメントした。
実際、慰安婦の存在は当時の常識だったので、日本軍がすでに公然と知られていたものを隠す理由はなかっただろう。 そして、たとえ日本軍が隠蔽活動の一環として慰安婦を処刑しようとしたとしても、彼らがあのようのように死体を積み上げて遺体を野外に放置して目立つようにしたであろうか?

細かい点についてはあまりにも多くの疑問がわいてくる。 なぜ韓国人はかくも簡単に反証され、却下されるような歴史の「証拠」を持ち出し続けるのか? トニー・マラーノ氏はプロの研究者ではないが、彼は韓国人グループがビデオ映像を発見したと主張しているのと同じアメリカ国立公文書館の管理局から最小限の努力で記述カードをオンラインで検索、参照できた。 韓国人のグループも同じカードを見つけられたはずだし、ビデオ映像は明確に慰安婦の虐殺に関するものではないことは分かっていたはずである。

おそらく韓国人は、韓国の一般大衆が仕立てられた慰安婦の物語を信じ、日本に対する怒りを燃え上がらせている限り、彼らの目的は達成されていると考えているのかもしれないが。 日本では、反日韓国人の活動家たちが「真実」にほとんど関心を持っていないということはだいぶ前から、よく知られている。 だからといって、ソウル市政府とソウル大学は、普通の反日扇動家たちよりも若干プロフェッショナルであるとみなすことは誤りなのだろうか? それとも、韓国社会の最高レベルの人々さえ、明らかな歴史的事実に盲目になってしまうほど偏見が深く蔓延するところまで来てしまっているのだろうか?



ニュース
1. AJCN 発掘記事 第一回フェイクニュース大賞を受賞!


一般社団法人 国民の知る権利を守る自由報道協会の主催した第一回フェイクニュース大賞にAJCNが以前から追求してきた「英語版記事へのcomfort women forced to provide sex to Japanese soldiers」が選ばれましたのでご紹介します。
AJCNの山岡代表が3月15日 19時~21時 に豊島区立生活産業プラザ で執り行われた第一回フェイクニュース大賞 (エントリー期間2月1日~2月末日,エントリー数48件) 授賞式に出席し、朝日新聞のフェイクニュースが大賞を受け、代表が受賞記事の解説を行いました。後日、受賞メディア(朝日新聞)の本社に出向き、「トロフィー・盾」を受賞メディアの責任者(代表者)に手渡しする予定です。
https://www.youtube.com/watch?v=iIQLxwtoFgM

2.AJCNブログ衣替え
AJCNのブログサイトを充実しました。AJCNのブログは和文と英文の記事があることが特徴ですが、英語のサイトにGuest Bloggerのログと和文のサイトに山岡代表の発信ログを追加しました。Guest BloggerのコーナーではAJCNの発信ではない優れた英語の記事を掲載していきます。また山岡代表の発信コーナーでは記事(月刊誌、Web記事含む)と出演動画のリストを掲載、Web記事と動画についてはリンクを張り容易に参照できるようにしてあります。最近英語記事が米国、豪州を中心に読まれており、今後英語記事を充実していく方針です。
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