日本国外務省制作の動画が話題
戦後国際社会の国づくり:信頼のおけるパートナーとしての日本という動画が外務省のサイトにアップされ話題になっています。
日本語版は以下のyoutubeにアクセスしてください。内容、表現は日本らしくごく控え目な仕上がりとなっています。
話題になっているとは、日本側から言うとやっと歴史の1シーンに対する日本の貢献を自国のリソースを使って宣伝し始めた、情報戦をスタートさせたという評価がある一方、韓国サイドではこの韓国の戦後の経済発展、『漢江の奇跡』に対する日本の寄与を過小に評価する論調が主流です。
朝鮮日報は、『漢江の奇跡』の背景とキーポイントとして
(1)開発初期の借款の7割は欧米から。
(2)政府の政策と国民の意思の結果…日本も収益を獲得。
(3)国交正常化後の対日貿易赤字は4900億ドル。
(4)植民地時代の収奪の為、韓国は独立後最貧国として出発
等々をあげているが、『漢江の奇跡』実現の必要条件は、
(1)当時の指導者(朴正煕、全斗煥両元大統領)の卓見、日本のノウハウで発展を決意。
(2)日本に学ぼうと考えた韓国民の必死さ
(3)韓国企業に協力した日本企業(新日鉄などの鉄鋼業界、三菱重工、三菱自動車な)の技術とノウハウ
であり、「金」は充分条件に過ぎなかったのではないでしょうか。
韓国政府が国民に知らせようとしていませんが、日本からの経済援助は以下のように莫大な額です。
日韓基本条約により戦勝国でもない韓国に3億ドルの無償供与、2億ドルの有償金、3億ドル以上の民間借款 計約11億ドルの援助金(1965年)を支払っています。当時の韓国の国家予算3.5億ドルに比べると膨大な金額です。
これには併合時のインフラ整備等への投資額6000億ドルは含まれていません。(日本が寄贈の形)
その後も1983年40億ドルの特別経済協力金、1997年通貨危機救済金100億ドル(IMF援助分除く)、2006年ウオン高救済基金200億ドル、2008年リーマンショック時300億ドル(日本側用意したが交渉のみ)、2002年日韓ワールドカップスタジアム建設費300億円融資(未返済)などの援助を韓国に対し行っています。
ちなみに日本の上記援助のうち約1070億ドル、13兆円ほどが貸し出されたままです。
このほかにODA(政府開発援助)があります。
2009年度までに有償援助【6455.27億円】 無償援助(贈与)【47.24億円】実施。
現在は有償援助の元本は完全返済されていますが、利子は全て支払われていません。
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